藤原産業株式会社 2016年採用情報

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先輩社員の声

商品開発部が語る:園芸事業部

担当者の方でも気がつかなかった変化がお客様ははっきり見抜かれる。
うれしい反面ドキッとさせられます。

園芸事業部 開発担当 平成5年入社

日々勉強の商品開発業務

私は園芸事業部の中で園芸道具の開発を担当しています。当社のオリジナルブランドとして販売する商品の仕様・価格・パッケージの決定が主な業務になります。

園芸用品は年末に新商品の発表をして2月頃までに営業が各お客様にご提案して、春にはホームセンターに新商品が並ぶというサイクルなのでそれに合わせた動きになります。また、メーカーさんの商品を当社として販売するかどうかの判断と、販売価格の調整も行います。
その中でメーカーさんとお話したりする中で、同じ商品開発をするものとして身につまされることがあります。

やはり長年『ものづくり』をされている方、時代の流れの中で生き残ってきた方の情熱やこだわりは並大抵のものではありません。鋏(はさみ)ひとつ取ってみても刃の角度から材質の硬さまでとことんこだわっておられますし、それが積み重なってできるノウハウは最終的に商品力につながっていきます。そういうメーカーさんの商品は価格競争に巻き込まれることもないですし、絶対的なお客様の支持に支えられているということから売場から消えることもありません。

私も同じように商品開発に携わっており、参考になるというより「そこに一歩でも近づけるように日々勉強しないと」と自分を律すると同時に、同じ『ものづくり』をする人間として恥ずかしくないようにと心がけています。

毎年100アイテム程の商品が私の手を経て出て行く訳ですが、そのときは全て自信を持って送り出しています。私が自信が持てる商品でないと売り出せないですし、上司の決済はおりません。
1つの商品を企画するのに、仕様を決めてからおよそ10個のサンプル品を作ります。その中で絞込みを行っていき1つの商品が仕上がって行きます。毎年100アイテムを発表するとして1000個のサンプル品を作って900個が無駄になっていくわけです。競争力のある商品を作るには妥協や怠慢は許されませんし、上司の納得できる商品・発売できる商品を作るだけでも、そういった工程を省くことはできません。

またお客様に支持される、買っていただける商品でなければいけませんから、時間を惜しんで研究することが必須だと考えています。そうした努力があって自信の持てる商品ができる訳ですが、何年か前に私が送り出した商品を見返してみると、「どうしてこうしたんだろう?」と疑問を持ったり、反省したりすることがあります。日々勉強です。

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